クレンジングって実はスキンケアの中で一番大切なアイテムって知っていましたか?
メイク汚れがきちんと落としきれていないと、ニキビや毛穴の黒ずみが目立ってしまい、せっかくのスキンケア効果も台無しになってしまいます。
肌のトラブルに悩んでいて、試行錯誤してみたけどなかなか治らない人は自分に合ったクレンジングに変えることで肌荒れが改善され、美肌に近づく第一歩になります!
そこで今回はクレンジングの種類ごとにメリット・デメリットや特徴などを詳しく解説していくので、自分に合ったクレンジングを見つけて、トラブルなしの素肌を目指しましょう!
そもそもクレンジングはどうやって種類が分けられるの?すぐわかるクレンジング全10種類
現在市販されているクレンジングは、成分やテクスチャーのタイプで大きく分けると10種類に分けることができます。
10種類の中でもさらに、成分によって細かく分類されるクレンジングもあるので、とても多いですよね。
1人で全種類のクレンジングを試すことは難しく、人気の商品だからっといって必ずしも自分に合うとは限らないので、それぞれ種類の違いを知った上で自分に合うクレンジングを見極めることがとても大事です!
クレンジングの根本はやはりメイクを落とすことなので、洗浄力は注目したいですよね。
しかしクレンジングは洗浄力に比例して肌への刺激も大きくなるので、自分の普段のメイクの濃さや、肌質に合わせてクレンジングを選ぶことが大切です。
(クレンジングシートは洗浄力関係なく、シートで肌をゴシゴシと摩擦しながらメイクを落とすので必然的に肌への刺激が大きくなってしまいます。)
クレンジング洗浄力第1位はオイルクレンジング
オイルクレンジングには界面活性剤が多く含まれていて、洗浄力が高い分肌への負担も大きくなります。メイクをしっかり落としたいけれど、肌への負担が気になる人はオイルクレンジングに含まれるその他の美容成分に注目して選ぶようにしましょう。
ONEcosme編集部のワンポイント豆知識
クレンジングで一番肌への刺激が少ないのはミルククレンジング
ミルククレンジングは洗浄力はとても低いですが、乳液のようなテクスチャーで保湿力も高く、ナチュラルメイクをする人に向いています。しっかりメイクの人はきちんとメイクが落とし切れないことが原因で肌トラブルを招いてしまうので注意が必要です。
クレンジングの種類ごとに特徴や、メリット・デメリットを徹底解説!違いからわかるあなたに合ったクレンジングとは
クレンジング全10種類にはそれぞれどんな特徴があるのか、メリット・デメリットまで詳しく説明していきますので、あなたがクレンジングを選ぶ時にはぜひ参考にしてみてくださいね!
クレンジングの種類①オイルクレンジング
オイルクレンジングはクレンジングの代表と言っていいほどポピュラーなアイテムですよね。コンビニでも売られていて、誰しも一度は使ったことがあると思います。
そんな私たちになじみ深いクレンジングオイルですが、オイルの種類によって特徴が異なることを知っていましたか?
ミネラルオイルでできたクレンジングは高い洗浄力をもち、濃いメイクをする人やしっかりメイクを取り除きたい人に対しておすすめです。しかし高い洗浄力をもつ反面、乾燥しやすくなるので注意が必要です。
動植物から取れる油脂でできたクレンジングは人間の皮脂に構造が近いことから、肌に塗ると皮脂となじんで潤いを守ることができます。メイク汚れはしっかり落としながらも乾燥は一切しない優秀なオイルで、まつ毛エクステの人でも安心して使うことができます。
ここがメリット!
- 洗浄力が高いので摩擦しなくてもしっかり汚れが落とせる
- ウォータプルーフのメイク・日焼け止めが落とせる
- 余分な皮脂や毛穴汚れを落とすのに効果的
ここがデメリット!
- 肌が乾燥しやすいので乾燥肌の人には向いていない
- 滑りがいいため、ついマッサージをして肌を擦ってしまいがち
こんな人におすすめ |
しっかりメイクの人・洗浄力を重視の人 |
クレンジングの種類②リキッドクレンジング
リキッドクレンジングは一般的に水分をベースにしており、水にも油にもなじみやすい特徴があります。オイルと比べてヌルヌル感も少なく、さっぱりとした使い心地です。商品にもよりますが、濡れた手でも使えることが多くお風呂場で使用できます。
オイルクレンジングほどではありませんがリキッドクレンジングも洗浄力は高めなので乾燥や肌が弱い人は様子を見ながら使用するといいでしょう。
ここがメリット!
- 洗浄力が高い
- 濡れた手で落とせるアイテムもある
- 商品によってはマツエクでもOK
ここがデメリット!
- 洗浄力が高いので乾燥肌や敏感肌の人は注意が必要
こんな人におすすめ |
マツエクをしている人・ニキビ肌の人 |
クレンジングの種類③水クレンジング(クレンジングウォーター)
水クレンジングは、リキッドクレンジングと同じで水分をベースに作られていますが、その名の通り、水のようなテクスチャーで、使用する際はコットンに染み込ませてからメイクを落とします。基本的にクレンジング後の洗い流しが不要なため、洗いすぎによる乾燥を防ぎたい人、クレンジングの時間短縮をしたい人にオススメです。
ここがメリット!
- 水が必要なくメイクを落とせる
- クレンジングの時間を短縮できる
- マツエクでもOK
ここがデメリット!
- コットンに染み込ませて拭き取るようにして使うため、肌への摩擦が多くなる
- 小鼻など、細かいところのメイクがしっかり落としづらい
こんな人におすすめ |
クレンジングの時間を短縮したい人・脂性肌の人 |
クレンジングの種類④ジェルクレンジング
ジェルクレンジングはジェル特有のとろっとしたテクスチャーで肌へなじみやすく、伸ばしやすいため、摩擦による肌への刺激を抑えることができます。
ジェルクレンジングは水性タイプと油性タイプに別れており、その中でもさらに水性のクレンジングはオイルフリー、オイルインに分けられます。
オイルフリーの水性ジェルはオイルが入っていないので洗い上がりもさっぱりとしており、ナチュラルメイク・マツエクをしている人にオススメです。
オイルインの水性ジェルは汚れを落とすことができる界面活性剤に加えて油分も少量含まれているため、洗浄力と洗い上がりのよさのバランスがよく、日常使いをするのに適しているクレンジングジェルです。
油性のジェルはオイルが主成分なので洗浄力が非常に強く、濃いアイメイクなどもしっかり落とすことができます。
クレンジングジェルについて詳しく知りたい人はこちら!
ここがメリット!
- 肌への負担が少ない
- 商品によってはマツエクでもOK
ここがデメリット!
- メイクとなじむのに時間がかかる
こんな人におすすめ |
しっかりメイクの人(油性ジェル)・ナチュラルメイクの人(水性ジェル) |
クレンジングの種類⑤クレンジングバーム
クレンジングバームと聞くとDUOのクレンジングバームが思い浮かぶ人が多いかと思います。
バターのようなテクスチャーで、手の体温で溶かしてオイル状に変化させて使用します。気持ちの良い使い心地ですが洗浄力が高く、しっかりメイクを落としたい人・クレンジング後の洗顔を省きたい人にオススメです。
クレンジングバームは他のクレンジングと違って容器の構造上空気に触れる面が多いため、雑菌などの繁殖を防ぐためにも早めに使いきるか、指で直接取るのではなく、付属のスパチュラ(ヘラのようなもの)でバームを取るようにしましょう。
クレンジングバームについて詳しく知りたい人はこちら!
ここがメリット!
- クレンジングの後に洗顔(W洗顔)しなくて良い
- 洗浄力が高い
ここがデメリット!
- 容器の構造上、雑菌が増えやすい
こんな人におすすめ |
しっかりメイクの人・乾燥肌の人 |
クレンジングの種類⑥ミルククレンジング
ミルククレンジングはクレンジングの中で最も肌への負担が少なく、まるで乳液のようなテクスチャーですが、メイクや油性の汚れの落ち方は今ひとつです。
普段からナチュラルなメイクをする人や肌が弱い方にはオススメです。脂性肌の人にとっては余分な皮脂がきちんと落としきれずに毛穴の黒ずみなどの肌トラブルを引き起こす可能性があるので注意が必要です。
ここがメリット!
- 肌への負担が少ない
- 保湿力が高い
- 敏感肌の人でも安心して使える
ここがデメリット!
- 洗浄力は低いのでしっかりしたメイクは落としづらい
- 脂性肌・しっかりメイクの人には向いていない
こんな人におすすめ |
乾燥肌の人・敏感肌の人・保湿を重視したい人・ナチュラルメイクの人 |
クレンジングの種類⑦クレンジングクリーム
クレンジングクリームはクリームがメイクを落とす時にクッションのような役割を果たし、肌への摩擦を減らしてくれます。また、界面活性剤と油分のバランスがいいので、必要以上に皮脂を落としすぎることがなく、どんな肌質の人でも使いやすいクレンジングです。
ここがメリット!
- どんな肌質でも使いやすい
- 保湿力が高い
- 肌への負担が少ない
ここがデメリット!
- 洗浄力が弱い
こんな人におすすめ |
乾燥肌の人・エイジングケアをしたい人 |
クレンジングの種類⑧炭酸(泡)クレンジング
炭酸(泡)クレンジングは泡状で出てくるため、顔に均一にクレンジングが行き届き、擦ることなく楽にメイクが落とせます。
”炭酸”と聞くとパチパチと刺激が強いイメージがあるかもしれませんが、水と反応すると素肌と同じ弱酸性になります。また、炭酸に反応した毛細血管が酸素を運ぶように指示を出すため、必然的に血流が良くなり肌の代謝が上がってキメが整い、ハリやツヤが出て健康な肌を作り出すことができます。
炭酸クレンジングについて詳しく知りたい人はこちら!
ここがメリット!
- 擦らずに泡の力でメイクが落とせる
- 血行が良くなる
ここがデメリット!
- 刺激が強く感じる人も
- 値段が比較的に普通のクレンジンングよりも高め
こんな人におすすめ |
毛穴の黒ずみが気になる人・さっぱりとした洗いあがりが好きな人 |
クレンジングの種類⑨クレンジングシート
クレンジングシートはシート状であることからどうしても擦ってメイクを落としてしまい、肌に負担がかかります。
コンビニで売られていて、洗い流しもいらないため使い勝手はいいですが、できるだけ旅行時やお泊まりなど緊急時の時のみ使用してください。
肌への負担が積もってシミやシワの原因になってしまうので注意が必要です!
ここがメリット!
- 水を使わずにメイクが落とせる
- 緊急時に使いやすい
ここがデメリット!
- 肌への刺激が強く日常使いはおすすめできない
こんな人におすすめ |
クレンジングの時短をしたい人 |
クレンジングの種類⑩ポイントメイクリムーバー
クレンジングの中でも、ポイントメイクリムーバーは、ウォータープルーフのアイメイクやティントタイプの口紅など、
特に落ちにくいメイクに対して部分的に使うものなので、洗浄力がとても高いです。
そのため、ポイントメイクリムーバーでそのままファンデーションを落とすととても肌への負担がかかり肌荒れの原因になるので注意しましょう。
ここがメリット!
- 濃いアイメイクやティントタイプの口紅などが落としやすい
ここがデメリット!
- 目元・口元など部分的にしか使えない
こんな人におすすめ |
普段からウォータープルーフのアイメイクをする人 |
【30秒で自分にピッタリなクレンジングがわかる】クレンジングタイプ診断!
「クレンジングの種類についてはわかったけどやっぱり選ぶ時に悩んでしまう…」
そんなあなたはぜひ、質問に答えるだけ&表を見るだけでできるクレンジングタイプ診断を試してみてください!
おすすめクレンジング種類診断 YES/NOチャート
オイル・油性ジェルクレンジングに該当したあなた!
肌に残る汚れは一切許さないタイプのあなたにはオイルクレンジング・油性のジェルクレンジングがピッタリ!
メイクを落とした後はすぐに導入美容液または、化粧水を塗って乾燥を防ぐことがマストです!
バーム・クリームクレンジングに該当したあなた!
洗浄力も保湿も両方欲しいタイプのあなたにはクレンジングバーム・クリームクレンジングがピッタリ!
どちらもしっとりとしたテクスチャーなので、しっかりすすぐことがポイント。
およそ20回以上はぬるま湯ですすぎ、ぬるま湯が白く濁らなくなるまですすぐと良いです!
炭酸(泡)・リキッド・ウォーター・水性ジェルクレンジングに該当したあなた!
さっぱりとした洗い上がりがタイプのあなたには炭酸(泡)・リキッド・ウォーター・水性ジェルクレンジングがピッタリ!
敏感肌の人には合わない可能性もあるので、合成香料・合成着色料や防腐剤、エタノールが含まれたクレンジングは避けるようにしましょう。
ミルククレンジングに該当したあなたに!
ナチュラル思考のあなたにはミルククレンジングがピッタリ!
優しい洗浄力かつ保湿力もあるのでナチュラルメイクをしている人には程よいクレンジングです。
肌タイプ別おすすめクレンジング種類
肌質の簡単なセルフチェック方法
Tゾーンやフェイスラインの状態によってどの肌タイプかがわかります。
- 乾燥肌・・・全体的にカサついている。
- 脂性肌・・・かさつきはなく、全体的にべたついている。テカリが気になる。
- 混合肌・・・鼻やおでこなどはべたついているが、頬まわりは乾燥している。
- 敏感肌・・・日によっては化粧水がしみたり、ヒリヒリする。
メイクの濃さに合ったクレンジングの種類早見表
クレンジングはしっかりメイクの日・ナチュラルメイクの日と、その日のメイクの濃さに合わせたクレンジングを1つずつ持っておくことがおすすめです♪
今の肌にはどのクレンジングの種類がいいの?あなたの悩み・タイプに合ったおすすめクレンジングを発表
ニキビ肌におすすめなクレンジングTOP3
ニキビ肌の人には「ジェルタイプ・リキッドタイプのクレンジング」がおすすめです。
ニキビ肌の天敵は油分なので、基本的に油分の含まれたクレンジングは避けた方がいいです。ジェルタイプとリキッドタイプのクレンジングの中でも特にニキビ肌用に作られたクレンジングを選ぶようにしましょう。
キュレル・ジェルメイク落とし
肌の必須成分である「セラミド」を守りながらしっかりメイクを落としてくれるため、肌のバリア機能を壊さず清潔な肌を保てます。
消炎剤が配合されているため炎症したニキビなどに効果的で肌荒れを防ぎます。キュレルの商品はアレルギーテスト済みで敏感肌の人でも安心して使うことができます!
NOV・クレンジングリキッド
肌表面の古い角質を洗い流すというマイルドピーリング作用で、毛穴の詰まりや過剰な皮脂、アクネ菌の増殖を防ぎながらもなめらかで美しい肌に導いてくれます。
顔や手が濡れていても使うことができます。洗い上がりもしっとりしているため、乾燥肌の人でも使えます!
小林製薬・オードムーゲジェル
オードムーゲはニキビによく効く化粧水が有名ですよね。そんなオードムーゲのクレンジングはジェルタイプですが、汚れもしっかりと落とすことができます。
オードムーゲは繰り返すニキビ・肌荒れ予防を考えて作られているのでニキビ肌の人はぜひ試してみてください!
乾燥肌が気になる・保湿力重視の人におすすめなクレンジングTOP3
乾燥肌が気になる・保湿力を重視したい人には「ミルク・クリームタイプのクレンジング」がおすすめです。
洗浄力はクレンジングの中では比較的低いですが、肌への刺激も少なく保湿効果に優れています。
カバーマーク・クレンジングミルク
ファンデーションなどのアイテムが人気のカバーマークから出ているクレンジングミルクは「クレンジング力」と「保湿力」を両立したミルクタイプのクレンジングです。
美容液成分がたっぷり配合されていて、なおかつミルクタイプなので肌への刺激も低く、しっかりメイクを落とせるのでおすすめです。
ポーラ・B.Aクレンジングクリーム
ポーラのB.Aクレンジングクリームは高い洗浄力を持ちながらもしっとりとした洗い上がりです。クリームの伸びがよく、肌を擦らずにスルスルとメイクを落とすことができます。
お値段は通常のクレンジングと比べて高いですが、自分へのご褒美に買ってみるのもいいかもしれません。
オルビス・オルビスオフクリーム
オルビスのクレンジングクリームはその日の汚れはその日のうちにしっかり落として、肌を正常な状態に導いてくれます。
潤いを閉じ込める技術を用いることで、しっかり洗い流しながらも乾燥しないクレンジングです。クリームタイプなので肌への刺激が少なく、日常使いにぴったりです。
毛穴の黒ずみが気になる肌におすすめなクレンジングTOP3
毛穴の黒ずみ、角質に悩む人には「クレンジングオイル・油性のジェルクレンジング」がおすすめです。
オイルが入ったクレンジングは高い洗浄力で毛穴の汚れをしっかり落とすことができます。乾燥が気になる人は保湿成分も一緒に配合されたものを選びましょう!
アテニア・スキンクレンズオイル
アテニアのスキンクレンズオイルはマツエクの人でも使えて、落ちにくいメイクもしっかりと落とすことができ、古い角質による肌のくすみだけでなく毛穴のケアまで叶えてくれる優れものです。
マナラ・ホットクレンジングゲル
マナラのホットクレンジングはその名の通り、温かく吸着力のあるゲルがピッタリと密着することで毛穴の黒ずみ汚れを吸着&除去してくれます。美容成分もたっぷり入っているため、クレンジングの後は肌を柔らかく整えてくれるのも嬉しいポイントです。
フルリ・クリアゲルクレンジング
フルリのクリアゲルクレンジングは皮膚科医とエステティシャンによる共同開発で、2年もの歳月をかけて完成したアイテムです。毛穴対策としてアーチチョーク葉エキスや7つのフルーツ由来成分エキス、透明感※を与えるAPPS・α-アルブチンやバリア機能をサポートしてくれるユズセラミドなど多くの天然植物エキスを配合。肌への刺激を極力抑えるようなクレンジングですが、洗浄力もしっかりとあります。
※保湿効果による
クレンジングの種類それぞれの違いを知って、自分に合ったクレンジングで肌悩みを解決しよう!
それぞれの種類の違いを知っておくことでクレンジングを選ぶときに自分に合ったものが見つけやすくなります!
有名であったり、人気なクレンジングが必ずしも自分に合うとは限らないので、しっかりクレンジングに関する知識を身につけてみんなが憧れるキレイな素肌を目指しましょう!
もっと詳しくクレンジングのについて詳しく知りたいひとはこちらの記事も是非参考にしてみてください!